2つのヴァイオリンのための協奏曲 アントニオ・ヴィヴァルディ 作曲(1675〜1741)
ヴァイオリン独奏 塚見舞衣子 中1 岩本和花子 中2
ヴィヴァルディはバロック時代に活躍した作曲家で、自身がヴァイオリニストであり、カトリックの司祭、音楽院の教師でもありました。この曲は、彼が残した500を超える協奏曲の1つで、2つのヴァイオリンソロが美しい旋律を掛け合いながら演奏します。
第1楽章 アレグロ
第2楽章 ラルゲット
第3楽章 アレグロ
オペラ「アルチーナ」は、バロック音楽の大作曲家ヘンデルの作品で1735年にロンドンにて初演されました。この組曲は、3時間を超えるオペラの中から6曲を抜粋して構成されており、ヘンデルらしいのびやかな美しい曲です。今日はその中から4曲を続けて演奏します。
アラン・メンケン作曲(1949〜)
Part Of Your World・Under The Sea・Kiss The Girl
アンデルセンの「人魚姫」を原作とした、ディズニー映画「リトル・マーメイド」は、1989年に公開されました。海の中の世界や主人公の人魚姫アリエルの心の動きを生き生きと表現した音楽は高く評価され、作曲を担当したアラン・メンケンは、アカデミー作曲賞を受賞しました。今回はその中でも代表曲とも言える3曲をメドレーで演奏します。
バデルト作曲 (1967〜)
The Medallion Calls ・Blood Ritual・The Black Pearl・He’s A Pirate
2003年に公開された映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」は、18世紀のカリブ海を舞台に、孤高の海賊ジャック・スパロウが大活躍する冒険ファンタジーです。映画は世界中で大ヒットし、その後シリーズ化され、現在までに5作品が製作されています。メドレーの最後に演奏されるHe’s a Pirate(彼こそが海賊)は、映画を象徴する代表曲で、ワクワクするような海の冒険を想像させます。
ヨハン・シュトラウスⅡ世作曲(1825〜1899)
1868年に初演されたこの曲も、ヨハン・シュトラウスⅡ世によるポルカの代表作です。大太鼓のトレモロが雷鳴を、シンバルが電光(稲妻)を表し、雷の様子を描写した曲ですが、他の雷を表現した曲で見られるような暗さや不気味さは無く、明るく楽しい曲です。